【オススメ】スピードシミュレーションの解説
☆カードデータを上書きした場合、現在の設定だと、上書きした後の年次のデータは消えます。
上書きして、元に戻したい方は、「ツール」より初期設定カード番号をダウンロードして、再度入力してください。
動画
シートに記入しないで、気軽にスピーディーに疑似体験できる使い方を解説します。
対面形式・セミナー形式のどちらでも使えます。
スピードシミュレーションの方法
・シートの記入を省き、お客様に1から50の数値だけ言ってもらい、20年間進める方法です。
・最初の1,2年は「カードがこんな風に出るんですよ」と言いながら、暴落カード(51-55)を出します。
・3年目からはお客様に1から50までの適当な数値を言ってもらいます。(カードを引いてもらってもOK)。主催者の方で、適当に入力していってもOK。
・あとはゲームのフィードバックポイントを、順次説明しながら、解説します。
フィードバックポイントの基本
5年目 (2分10秒頃〜)
①下落すると、買える「量」が増える点
1,2年目に価格が下がることで、「量」が買えている点を説明します。
②価格が下落して、元の価格に戻っていないのに利益がでている点
下落時に量が買えているので、価格が元の価格に戻っていなくても利益がでる点を説明します。
10年目 (4分45秒〜)
①成績のクイズ→どの商品が儲かっているかクイズ1回目。
お客様はいきなりクイズを出されて、少しワクワク。序盤に値段が下がっていないと、クイズは面白くない。(値上がりしてるのがそのまま上位の成績になるので。)
10年目の時点で大きく値下がりしていて、成績が悪い商品があったら、「この商品はこれから楽しみですね」と、今後の期待をほのめかしておく。
②10年目の成績だけでなく、買えている「量」の合計についても確認
10年間でどれだけの「量」が買えているかを確認します。「価格」だけでなく、「量」も大切という点を意識付けします。
③10年目で中間成績の発表をしてもOK
結果発表機能を使って、10年目のランキングを改めて数値で確認しておくのもOK。
20年目との比較を前振りしておきます。
15年目 (7分頃〜)
①成績のクイズ→どの商品が儲かっているかクイズ2回目。
10年目に続き、2回目のクイズ。お客様が、「量」を意識してランキングを考えはじめます。
②成績のブレ幅が、だんだん大きくなる点を説明
ここからの1年ずつは大切と説明します。すでに、この時点でかなり運用成績がよければ、「安定運用に切り替えるなども選択肢ですね」などとフォローしておきます。
③序盤の成績のブレ幅は非常に小さい点を説明
序盤の7,8年はブレ幅が小さいので、ドルコストはいつ始めても問題ない点を説明します。
むしろ、途中は下がっている方がいいのだから、やるなら早く始めた方がいいと説明します。
18年目
①「運用停止の選択肢」を参加者に提示
この時点で運用がかなり上手くいっていたら、安定運用に切り替えるのも大切と説明
ただし、実際には疑似体験なので、運用停止しないでもOK。
*デモンストレーションでは18年目で停止してませんが、実際は、「ラスト3年は気をつけていきましょう」という感じで、一呼吸いれた方がいいです。
20年目 (9分20秒〜)
①成績のクイズ→どの商品が儲かっているかクイズ3回目。
10年目、15年目に続き、3回目のクイズ。お客様の頭の中で、かなり「量」の意識が根付いている。
②8つのフィードバックポイントで、該当する部分を説明し、足りない部分は他のパターンで補う
8つのフィードバックポイントを最後におさらいする。
ただし、1回のゲームだけで全てを説明できるわけではないので、初期設定の3つのパターンや、過去のパターンを使い、色々なパターンをみせながら解説する。
スピードシミュレーションのメリット
・シートに書かないでいいので、ルール説明の手間が省け、スピーディーに、疑似体験できます。
・仮に、シミュレーションで面白い結果が出なくても、過去のシミュレーションパターンや、初期登録のパターンを活用することで、フォローできます。
・複数のパターンをいくつも見せることで、お客様の理解が深まります。
・全体(複数の商品)で説明していくので、1つの商品が赤字になっても、マイナスの印象は受けづらい。
*ゲームの場合、参加者に1人ずつ商品が決まるので、その商品が仮に失敗した時、マイナスの印象を受けることがあります。その点、スピードシミュレーションは複数の商品を同時に見せるので、安心感はあります。
・お客様に数字を言ってもらう(カードを引いてもらう)ので、お客様も参加してもらうことができます。
・ゲームの結果を見ながら、ライブ感のある説明ができます。事前に用意されたセミナー資料等の紙の資料で説明するよりも納得感が高まります。
*場数をこなすことで、スピーディーにフィードバックできる技術が身につきます。8つのフィードバックポイントだけでなく、経過を見ながら、気付いた点をパッと指摘できるように、経験値をためていきましょう。
スピードシミュレーションの注意点
・日本国債・世界国債はあまり値動きに特徴がないので、表示しないでいいと思います。
・最初に暴落を起こしたり、最後に上昇をさせたい時は、カードの種類や、分布について理解しておきましょう。